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JUCE

Projucer build & distribution

JUCEのビルドシステム、Projucerの設定項目例 (Code-Signing: Automatic, Sandbox options: ユーザー選択ファイルのread/writeの例)

Xcode (macOS)

  • Use App Sandbox: Enabled
  • App Sandbox Options
    • File Access:: User Selected File (Read/Write)
    • Network: Outgoing Connections (Client)
  • Development Team ID: Your team ID (10 characters)

Debug and Release

  • Name: Debug or Lelease
  • Binary Name: Your plug-in name
  • Custom Xcode Flags
    • CODE_SIGN_STYLE=”Automatic”
  • Cod-Signing Identity: Apple Development

Plugin FormatsにStandaloneが含まれていないとconsole outされない&AllをビルドしないとUI関連のUpdateが反映されないという現象があります。

Plugin AU Main TypeはMidi Pluginの場合、”kAudioUnitType_MIDIProcessor”を選択、

Plugin CharacteristicsはMidi Pluginの場合、”Plugin MIDI Input”と”Plugin MIDI Output”を選択します。”MIDI Effect Plugin”にチェックを入れるとAbleton Liveではうまく表示されませんでした。

Distributionには公式Tutorialにもあるように Packagesを使います。

参考Youtube

Packagesを立ち上げ、Nextをクリック
Project Nameを記入し、この`Packages Project`のフォルダをどこに作成するか、を指定。Desktopでいいと思います。
このような画面が表示されます。
今回はAUとVST版のインストーラーを作るので、Packagesの下の「+」ボタンを押して追加、名前をそれぞれ「AU」「VST」とします。名前の変更は長押しすると可能になります。
JUCEプロジェクトのbuildファイルはエイリアスなので、Show Originalで元ファイルを探し
Packagesプロジェクトフォルダにコピーします。

インストールディレクトリのPathは Macintosh HD/Library/Audio/Plug-Ins/ で
AUの場合はComponents
VST3の場合はVST3  を指定します。

Packagesには、デフォルトでは上記のディレクトリが表示されていないため、Library下に作成します。ディレクトリを右クリックするとAdd Folderを選択出来ます。

Componentsフォルダを右クリックし、Add Filesで
先ほどPackagesプロジェクトフォルダ内にコピーしたcomponentファイルを選択します。
AU
VST
プロジェクトをSaveし
Buildします。
問題がなければこのように表示されます。

Packagesでインストーラーに問題がある場合は、pkgbuildで手動で作る方法があります。参考